好きな人の、視線の先に。




「なんかね…」

「ごめん、俺ちょっと部室に行ってくる」



私の言葉を遮って、村武は部室まで走っていってしまった。


今までこんなことはなかった。

呆れながらも話は最後まで聞いてくれていたのに。



もしかしたら、村武調子悪いんじゃ…