俺の案内で 綾の家に向かって 車は動いて行く。 そんなに時間もかかることなく、 綾の家に着いた。 何度も来たこの家…。 綾と俺との思い出が たくさんある。 俺は車を降りて、 玄関の方に向かって歩いた。 フェンスの前に立った時、 今までの思い出が 浮かんできた。 いつの間にか 忘れてしまった記憶たちも、 自分のもとに帰ってくる。 ここで涙を流した綾の姿。 その時にした 俺の約束。 守れなかった…。