何も心配も、 悩みもせずに。 幸せなんて 形じゃないんだ。 だから無理に 幸せの形を 考えなくたっていい。 今幸せなら、 幸せだって 感じていればいい。 俺の決意したことを考えて、 幸せじゃなくなるなんて、 そんな悲しいことには 絶対なってほしくない。 俺はゆっくりと唇を離した。 暗くてよく見えなかったけど、 綾の顔は 悲しい顔をしていた。 だから俺は あえて明るく振舞って言った。 「写真撮ろうよ? まだ少し残ってるんだ!」