僕が唇を離すと、君の嬉しそうな顔が見えた。

「そろそろお別れだね。」

「そうだね。」

僕はそう言うと、鞄の中から小さな封筒を取り出した。

今朝書いた君への手紙。

僕はこの小さな封筒を君に渡した。

「手紙書いたんだ。」

「ありがとう。」

君はそう言って、二つの手で小さな封筒を握りしめた。