僕は家に帰ると、机に向かった。 机の中から紙を取り出し、ペンを握った。 僕の正直な気持ちを手紙に託し、君に伝えようと。 お互いの過去と未来を。 二人の過去は思い出に。 そして、お互いの未来は別々だけど二人でいた過去を思い出して頑張っていこうと。 でも僕の気持ちを伝える言葉はなかなか見つからなかった。 時計の針はもうすぐ太陽が昇ることを告げていた。