「真優が転校生と美波と一緒にいるなんてどういうこと?」 「………」 「黙ってちゃ分かんないし。何か言いなよ」 サエの怒った顔とその口調が、やっぱり怖かった。 「真優?一緒に行こう?」 だからノアにそう言われると、あたしは黙ったままその場からサエ達と走り出していた。 変わりたいと思ってたんだ。 あたしが変われば周りも変わる、あいつがそう言ったから…あたしがまず変わりたいって思った。 だけど…変われない。 あたしは変われなかった。 バッカみたい。 変われないくせに…こんなに苦しいなんて。