実は私は先輩と話したことがない。
話したくても話せなくって....
『今日は1人なの?』
男の子の声?え?もしかして、
後ろを振り返ると
ま、ま、まさかのせ、先輩ー!!!!!!!!!!!!!!!
話しかけてくれたの?私に?
『あ....え....は、はい』
ドキドキしながら返事をした
今にも倒れそう。嬉しくて涙が出るよ
『そうなんだ。俺も実は1人なんだ
掃除めんどいし話さない?』
え?待って先輩も1人。話さない?
倒れるってば、先輩ー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
『........い、いいですよ?........』
先輩はドキドキなんてしてないよね?
『階段に座って話そ』
そう言って階段に座って話すことになった
でも、待ってよ。距離が近い。
『掃除の時間いつも楽しそうだよな?』
え?そりゃあねぇ....先輩がいるからねぇ
楽しいに決まってんじゃん
『はい!すごく楽しいです』
ドキドキも消えていったと同時に掃除の時間が終わってしまった....