「うん、浩平に任しとけばいいのね?」


「たりめーだろ?

俺に任しとけば、何とだってなるんだ。」


まあね。

浩平の家は、つい最近まで知らなかったけど、

結構なお金持ち。

お父さんが社長さんなんだって。


でも、私は実際そんな事はどうでもいいの。

ただ、浩平と結婚したいだけ。

大好きな浩平だから。


「浩平、大好きだよ!」


「俺は愛してるよ。」


「・・・っ。」


ズルイよ。カッコよすぎるんだから、

浩平のバカ。