あなたがいたから、幸せでした。



ギィィィィ––––––

扉を開けると、青い空が広がる。


あ、もう夏に近いんだな、

何度もそう思っていたけど、

今ではもっと思うようになった頃。


私と亜美は、互いに無言でいる。


突然亜美が私にこう言った。


「大丈夫だった?

けがとかしてない?」


優しい言葉なのに、どこか棒読みのような口調だった。




「え・・・うん、別にだいじょ・・・」








「なーんて、

そんな優しい言葉を私がかけてあげると思う??

バカじゃないの?

私はそんなに優しくないんだよ。

それすらも気付かなかったとか、

バカすぎて呆れるわ。」