あなたがいたから、幸せでした。



私は前みたく、沙奈恵と凛にがっしりと腕を掴まれた。


少し手が震えてる気がするのは、

気のせい・・・?


沙奈恵?

凛?

なんだか顔が、辛そうだよ?


そう見えるのは、私だけなのかな。


そういえば沙奈恵と凛、前言ってたよね。

私達には小さい頃からの大親友がたくさんいるの、と。


それって、誰の事?


もしかして、麻菜ちゃん達だったりする?


だから私の事をイジメようと思ったの?


分からないよ。


今、2人が何を考えているのかなんて。


「・・・沙奈恵・・・凛・・・」


私の小さい呟きは、

隣にいる沙奈恵や凛にも聞こえていなかった。