周りを見渡せば、みんなして笑いたいのをこらえてる。 どうしてこんな。 こんな仕打ちを受けないといけないの? やだよ。 誰か助けてよ。 どうせ誰も助けてくれない。 そんなの分かってるってば。 変な期待はしない。 「先生、ノートを忘れました。」 私が先生の方まで行ってそう言うと、 「あら。 富山さんが忘れ物? 珍しいわねぇ。」 と、変に追究したりせずに、 〝珍しい〟で済ませた。 先生を責めるつもりは毛頭ない。