あなたがいたから、幸せでした。




「麻菜ー、こいつめんどくない?

何かウザいし、ちょー邪魔!」


だから何で。

私に聞こえるような声で言うの、ってば。


「なんかさ、もうあたし飽きたんだよね。

だからぁ、もっと刺激がほしいんだよねっ」


〝刺激〟?

刺激って。

今度は何をするつもりなの?

私をイジメるのは、もうやめてよ。

何でそんなにイジメるの?

楽しい?

もう、私なんかやめてよ。

せめて、違う人に、いや、ダメ。

この辛さを味わうのは、私だけでいいの。

被害者は、もう出したくないよ。

飽きたのなら、もう私をイジメなくて良いじゃない。