あなたがいたから、幸せでした。



ねえ、お母さん。

私も泣いてるよ?

ほら、今もこんなに。

なのに、何で。

雅の事ばっかで、私が泣いてる事に気付いてくれないの?


「違うっ!

お母さん、違うっ!

あたしが泣いたのは、お姉ちゃんのせいじゃないのぉ!!!」


雅が必死にお母さんを説得しようとしている。

お母さん。

雅。

2人とも、私の事をどう思ってるの?

雅は分かった。

さっきも、本音でぶつかってくれたし、今も。

私を庇ってくれた。

じゃあ、お母さんは?

やっぱり私の事、嫌いなんだよね?

邪魔、なんだよね?

そうだよ、私の事なんてどうせ。

自分の子供とも認識してないでしょう?