あなたがいたから、幸せでした。




「もうっ、お姉ちゃんがそんなに泣いてるからぁ。

あたしまで、泣けてきちゃったじゃない。

どうしてくれんのよっ」


言葉自体は攻めるようなものだけど、

声音自体はとても優しくて。

この子にはこんな声が出せたんだな、って改めて思う。


私もこの子のようになりたいけど。


「みや、び・・・。

私、雅が大好きだからね?」


本音をこんなにぶつけたのは、いつぶりだろうか。

今まで軽口は叩いた事はあったけど。

こんなにも言い合えるのは初めてだよ。


「お姉ちゃんっ!

そんなの、あたしもだしぃ・・・。」


そうやって涙を、綺麗な涙を滴らせながら、

雅は私に笑みを向けてきた。

私も雅に笑い返す。

私達2人は、心から笑いあった。