あなたがいたから、幸せでした。



私は反射的にそう言っていた。

雅、どうしたの?


「あたしこそ、お姉ちゃんの事、何にも知らなかったんだよ。

お姉ちゃんがどんな事を思ってそれを言ったのかは分からない。

けど、あたしはお姉ちゃんを尊敬してるよ?

いつも回りくどくなっちゃうけど、お姉ちゃんだって私の大事な家族なんだからね。

あたし、ちゃんとご飯食べるよ。

お姉ちゃん、ありがとね。」


ああ。

何で私はこの子を、あんなに避けていたのかな。

悪いところなんて1つも無いじゃないの。

最低だよ、あたしは。


〝ありがとう〟って言われてんのに、

何でこんなに、こんなに・・・。


つぅ––––––


どうしてこんなに涙が溢れてくるの。