あなたがいたから、幸せでした。



「雅、無理はしないでね。

でも、ちゃんと食べるべき物は食べて。

雅まで、死のうとしないで。

雅は今、きちんとこの世界で息をしてるでしょう?

生きてるでしょう?

だったら、ねぇ?生きてよ。

食べなきゃ、少しでも食べなきゃ、死んじゃうよ?

無理、しちゃダメなんだよ。

ちゃんと辛い時は言って。

私、雅の事全然分かってあげられていなかった。

これからもっとずっと。

ちゃんと雅の事知っていくから。

だから、〝生きよう〟って思って。

生きる事をあきらめないで。

たとえ誰かが雅を嘲笑(あざわら)おうが、私は雅の傍にいるよ。

どんな時でも、ずーっと傍にいるから。

安心して。

学校に居場所がなくなったとしても。

雅の居場所、ここには、この家にはあるから。

この雅の場所を開けておくから。

雅、お願い。ちゃんと、食べてね。」