待ち合わせ場所にいる蒼介さんは ただそこに立っているだけで とても目立つ。 遠巻きに 蒼介さんをみている女の子もいる。 近づきにくいなぁと思って ためらっていると、 蒼介さんが迷わずにスタスタと 私のところにやってきた。 「さ、モモ、どこいく? 今日はお前のおごりだから、 お前の好きなところ、行こうぜ」 私の頭を優しくなでながら 嬉しそうに蒼介さんが言う。 なんか、蒼介さん、楽しそうだなぁ。