「じゃ、まずは。」 蒼介さんはそう言って 私の学生カバンを手に取った。 「重いからいいです。」 「重いから持つよ。 なんならモモごと抱き上げようか? お前、小さいしな。」 そう笑いながら言う蒼介さんに どんな顔をして返事をすればいいのか わからない。