「ここ。ここに望が眠ってるよ。」 望ちゃんの眠る 白い美しい墓石のまわりには、 小さな可愛い黄色い花が 咲き乱れていた。 「これは望が好きだった花。」 そう言って、お墓の前に膝をついて 手を合わせる蒼介さんの横に並ぶ。