そういって、 ふっと視線を逸らすと、 蒼介さんは私と 目を合わせようとはせずに どんどん進んで行ってしまう。 慌てて追いかけると、 ピタッと止まり、 目の前に手を差し出してきた。 「?」 「手。」 「え?手?」