獣系男子×子羊ちゃん

「俺はさ、結局
一人じゃなんにもできない
ガキなんだよな。

現実、働くことすらできない子ども。

大学なんかに行ったら
あの親父に養われる生活が
まだまだ続くんだと思って

本当に嫌になってさ。


家を出て
自分の金で大学に行こうと思ったのに
世の中そんなに甘くはないよな。

結局親の手のひらの上であがいてるだけ
そこから飛び降りることさえできない。

逃げ出したくても
どこに逃げ出したらいいかすら
わかんねぇ。


囲われた毎日のなかでただ我慢して
いつか自分の力で
あの家を出ていける日を
待つことしかできねぇんだって
思い知っただけだよ。

本当、情けねぇな。」