はじめのころは

愛おしくてたまらない
モモへの気持ちは

同時に

亡くした妹を思い出し
深い悲しみを呼び起こした。



その解けることのなかった悲しみが

次第に

熱を帯びた
狂おしいほどの恋しさに
姿をかえた。