*
『そう、わかった。
じゃあ、また今度……』
数日後、思い切って私の方から会えないかと誘ってみた。
そしたら、その日は忙しいと断られた。
ここのところ、メールの回数も減っている。
もしかしたら、この前のことでがっかりされたんじゃないか……そんなことを考えては、沈んだ気持ちを抱えていた数日後、ようやく智君から会いたいとのメールが届いた。
私はまたいそいそと買い物に出掛け、服を新調して智君に会いに出掛けた。
「智君……どうかしたの?」
「……別にどうもしないよ。」
智君はそう言ったけど、約10日ぶりに会った彼はやけに疲れた印象だった。
「どこに行く?」
「出来ればゆっくりしたいな。」
「じゃあ……」
ちょっとはしたないかとも思ったけど、私は智君を先日のラブホに誘った。
「ここだったら、ゆっくり出来るよね。」
「かおり……」
「あ……」
智君は、返事すらせずに私を押し倒し、そのまま覆いかぶさって来て……
*
「あぁ……会うんじゃなかった……」
事が終わると、智君は冷たく私に背を向けた。
私がこういうことに不慣れで、智君を満足させられなかったから……?
落ち込む私に気付かず、智君はさらに言葉を続けた。
「こんなことするつもりじゃなかったのに……
僕、かおりに嫌われるようなことばかりやってるね……」
その言葉で私の考えてたようなことではなかったとわかり、私はとりあえずほっと胸をなで下ろした。
「そ、そんなことないよ。」
「かおりは本当に優しいね。
優し過ぎるよ……だから、僕は君についつい甘えてしまう……
僕、苦しかったんだ……
ひとりで抱えきれないくて……それでずっとかおりに会いたいと思ってたんだけど、なかなか時間が作れなくて……
だから、会ったらその気持ちを押さえることが出来なくて……」
「智君、話して…!
何があったの?
全部話して!」
私が詰め寄ると、智君は、重い口でぽつりぽつりと最近のことを話し始めた。
『そう、わかった。
じゃあ、また今度……』
数日後、思い切って私の方から会えないかと誘ってみた。
そしたら、その日は忙しいと断られた。
ここのところ、メールの回数も減っている。
もしかしたら、この前のことでがっかりされたんじゃないか……そんなことを考えては、沈んだ気持ちを抱えていた数日後、ようやく智君から会いたいとのメールが届いた。
私はまたいそいそと買い物に出掛け、服を新調して智君に会いに出掛けた。
「智君……どうかしたの?」
「……別にどうもしないよ。」
智君はそう言ったけど、約10日ぶりに会った彼はやけに疲れた印象だった。
「どこに行く?」
「出来ればゆっくりしたいな。」
「じゃあ……」
ちょっとはしたないかとも思ったけど、私は智君を先日のラブホに誘った。
「ここだったら、ゆっくり出来るよね。」
「かおり……」
「あ……」
智君は、返事すらせずに私を押し倒し、そのまま覆いかぶさって来て……
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「あぁ……会うんじゃなかった……」
事が終わると、智君は冷たく私に背を向けた。
私がこういうことに不慣れで、智君を満足させられなかったから……?
落ち込む私に気付かず、智君はさらに言葉を続けた。
「こんなことするつもりじゃなかったのに……
僕、かおりに嫌われるようなことばかりやってるね……」
その言葉で私の考えてたようなことではなかったとわかり、私はとりあえずほっと胸をなで下ろした。
「そ、そんなことないよ。」
「かおりは本当に優しいね。
優し過ぎるよ……だから、僕は君についつい甘えてしまう……
僕、苦しかったんだ……
ひとりで抱えきれないくて……それでずっとかおりに会いたいと思ってたんだけど、なかなか時間が作れなくて……
だから、会ったらその気持ちを押さえることが出来なくて……」
「智君、話して…!
何があったの?
全部話して!」
私が詰め寄ると、智君は、重い口でぽつりぽつりと最近のことを話し始めた。



