*
(大丈夫かしら?)
それからは、本当に夢のように楽しい日が続いた。
だけど、しばらくしてから智君から会いたいと言われて……
それは予想していたことだけど、やっぱり困惑した。
なんだかんだと理由をつけては断っていたけれど、そのうちに私も彼に会いたい気持ちが膨らんでいた。
だって、智君は毎日のように好きだとか愛してるとか言ってくれたから。
それが、どれほど心地よい言葉だったことか……
愛されているということが、どれほど幸せなものか、私はこの時に初めて実感した。
『いつになったら会えるのかなぁ…
出来れば、僕の首がきりんみたいになる前にしてほしいんだけど……』
『何回も言ってるよね?
私は、芸人の大山まどか似だって。
会った瞬間、逃げて行ったって、私はどこまでも追いかけていくよ。
それでもいいの?』
『ぜ~んぜん平気!まず、僕は逃げないし、それに、大山まどか、結構好きだし。
中身がかおりだったら、たとえ入川鉄平似だって全然OK!』
大山まどかは、最近出てきたブスを売り物にしてる女芸人さん。
入川鉄平は、これまたかなりルックスの悪い芸人さんだ。
失礼ながら、大山さんと比べたら私はまだましだと思ってる。
最初から悪いイメージを植え付けておけば、実際よりもよりましに思ってもらえるんじゃないかっていう姑息な考えだった。
そんなメールに苦笑しながら、私は毎晩のように智君のことを、そして、二人で会ってる時のことをあれこれと想像した。
そしたら、やっぱり会いたい気持ちはどんどん大きくなって……
何年ぶりかわからない程久しぶりに、私は美容院に行った。
伸びたら自分でカットしたり、後ろは母に切ってもらってた髪が、久しぶりに緩やかなカールをまとい、艶やかな髪になった。
たったそれだけのことなのに、なんだかすごく気分が良かった。
髪を綺麗にしたら当然着るものも変えたくなる。
そんな高級な店ではなかったけれど、いつもの激安の服の何倍もする服を買った。
最近では滅多に着ることのなかった明るい色合いのブラウスとカーディガン、そして、フレアスカート。
今までほとんど下ろすことのなかった貯金を下ろしたことには少し気分が滅入ったけれど、母や職場の人にもとてもほめられて、沈んだ気持ちはすぐに浮上した。
(大丈夫かしら?)
それからは、本当に夢のように楽しい日が続いた。
だけど、しばらくしてから智君から会いたいと言われて……
それは予想していたことだけど、やっぱり困惑した。
なんだかんだと理由をつけては断っていたけれど、そのうちに私も彼に会いたい気持ちが膨らんでいた。
だって、智君は毎日のように好きだとか愛してるとか言ってくれたから。
それが、どれほど心地よい言葉だったことか……
愛されているということが、どれほど幸せなものか、私はこの時に初めて実感した。
『いつになったら会えるのかなぁ…
出来れば、僕の首がきりんみたいになる前にしてほしいんだけど……』
『何回も言ってるよね?
私は、芸人の大山まどか似だって。
会った瞬間、逃げて行ったって、私はどこまでも追いかけていくよ。
それでもいいの?』
『ぜ~んぜん平気!まず、僕は逃げないし、それに、大山まどか、結構好きだし。
中身がかおりだったら、たとえ入川鉄平似だって全然OK!』
大山まどかは、最近出てきたブスを売り物にしてる女芸人さん。
入川鉄平は、これまたかなりルックスの悪い芸人さんだ。
失礼ながら、大山さんと比べたら私はまだましだと思ってる。
最初から悪いイメージを植え付けておけば、実際よりもよりましに思ってもらえるんじゃないかっていう姑息な考えだった。
そんなメールに苦笑しながら、私は毎晩のように智君のことを、そして、二人で会ってる時のことをあれこれと想像した。
そしたら、やっぱり会いたい気持ちはどんどん大きくなって……
何年ぶりかわからない程久しぶりに、私は美容院に行った。
伸びたら自分でカットしたり、後ろは母に切ってもらってた髪が、久しぶりに緩やかなカールをまとい、艶やかな髪になった。
たったそれだけのことなのに、なんだかすごく気分が良かった。
髪を綺麗にしたら当然着るものも変えたくなる。
そんな高級な店ではなかったけれど、いつもの激安の服の何倍もする服を買った。
最近では滅多に着ることのなかった明るい色合いのブラウスとカーディガン、そして、フレアスカート。
今までほとんど下ろすことのなかった貯金を下ろしたことには少し気分が滅入ったけれど、母や職場の人にもとてもほめられて、沈んだ気持ちはすぐに浮上した。



