「教授が
生徒に手を出していいわけあるか!」

そう、そこ。

「まってパパ
好きになったのは私よ。」


私が止めに入る。
私が強引に教授につきまとって
無理やり付き合ってもらったような
ものだもん…


「わかってます。僕も初めは清美さんが
好意を寄せてくれていたことを聞いた時
丁重にお断りしました。
でも、それでも清美さんは
僕のところへ通うのを
やめませんでした。」


…ストーカーに近いかもね。


「正直、僕は教授として教壇に立つのが
あまり得意な方ではなく
生徒もすごく少ないんです。

でも、それでも毎日真剣に僕の講義を
聞いてくれる姿を教壇から見て
いつも励みになっていました。

そんな清美さんが
いつしか僕の支えになっていました。
清美さんを見ると
安心して講義ができるんです。」


黙って聞いてるパパ。
次はどんな言葉で怒るつもりだろう…