桝屋喜右衛門。 この者は、四条にある枡屋の主人である。 ………しかし、これは表向きの顔。 本名は、古高俊太郎。 裏では、長州と繋がりを持つ。 所謂"長州の間者"、と言うところだろう。 宮部鼎蔵らの長州藩士の隠れ会合場として、桝屋の裏を貸し……… 有栖川宮と関係を持ち……… 長州藩にとって、古高は必要不可欠の存在になりつつあった頃。 長州藩の敵である、会津藩お預かりの新選組の監察が古高に目を付けた。 この事に長州の者はもちろん、古高本人でさえ気付いていなかった一一一一一