「えっ?先輩っ?」


海斗が驚いた表情でイケメンさんを見つめる。
イケメンさんは呆れたように声を上げた。


「海斗…。お前マネを呼びに行ったんじゃねぇのかよ…。」


「だってこいつが…!」


状況を把握できていない私が一人で頭の上にハテナをいくつも浮かべていると、イケメンさんは困ったように笑いながら私に目を合わせた。



「俺、サッカー部の2年の中島蓮。よろしくねー。森山ちゃん。」