(完)ずっと君といれるなら 〜 別れ 〜

「海斗こっちだ!」

蓮先輩が、海斗に声を掛けた。

サイドには、こっちも俊足な蓮先輩がもういる。

海斗はすばしっこくドリブルをし、相手は惑わし、そのまま蓮先輩にパスをした。

そのパスを蓮先輩はしっかり受け止め、右足を大きく振り上げ、おもいっきり、シュートを放った。