不器用な私なりのお守り。
ポケットにそっと手を入れ取り出した。
「海斗!」
「何だよ。」
めんどくさそうに振り向いた海斗。
私は勢いよくそれを海斗に向かって投げた。
「お守りくれてやる。ほらっ!」
可愛くないよねぇー。
でも、これが私の精一杯。
「はっ?」
反射神経のよい海斗はしっかりそれを受け止めて目を見開いている。
「お前が作ったの?」
「うますぎでしょ?」
強がってそう言ったけど、本当に下手いもんなぁ。
「ははっ!下手すぎだろ!」
「ちょっとお!」
ケラケラと笑う海斗に頬を膨らませると、海斗はこっちに近寄ってきた。
「さんきゅ、頑張るわ」
そう言って、私の頭にポンっと手を置いて笑った。
私の大好きなあの笑顔で。
ポケットにそっと手を入れ取り出した。
「海斗!」
「何だよ。」
めんどくさそうに振り向いた海斗。
私は勢いよくそれを海斗に向かって投げた。
「お守りくれてやる。ほらっ!」
可愛くないよねぇー。
でも、これが私の精一杯。
「はっ?」
反射神経のよい海斗はしっかりそれを受け止めて目を見開いている。
「お前が作ったの?」
「うますぎでしょ?」
強がってそう言ったけど、本当に下手いもんなぁ。
「ははっ!下手すぎだろ!」
「ちょっとお!」
ケラケラと笑う海斗に頬を膨らませると、海斗はこっちに近寄ってきた。
「さんきゅ、頑張るわ」
そう言って、私の頭にポンっと手を置いて笑った。
私の大好きなあの笑顔で。



