私を呼ぶ声と共に背中に感じる重み。 「うぎゃっ」 「うぎゃっ!?何それ超かわいいんだけど!」 「か、奏重いよ。離れて!」 「あかりは可愛いなあ、もうっ奏困っちゃうわー」 「あたしが困っちゃってるわ!」 あたしの背中にがっしりと抱き着く奏のすねを思いっきり蹴って離れる。 「あははは、痛いー」 「ドMか奏!」 笑いながらすねをさする彼は矢野 奏。 なぜか1年の時から懐かれてしまっている。何かとすぐに抱き着いてくる。 怖いのでさっとかずちゃんの後ろに回ればしつこく追いかけてくる奏。