……部員達にだってまた迷惑をかけてしまう。
俺は……もうこの膝じゃ長時間走ったり、飛んだりすることはできない。
どんなにバスケをやりたいという気持ちがあっても、こうやって願ったって
「……バスケは俺はもう一生できない」
俺にとってバスケができなくなることは人生が終わったと同じだった。
“お母さん、ぼくバスケやりたい!”
“父さん聞いて!オレ今日試合出てシュート決めたんだよ!”
“父さん、母さん!俺レギュラーになれたよ!明日の試合絶対勝つから!”
“俺、バスケ部の部長になったよ!”
バスケを始めた時から今までの思い出が脳裏をよぎる。
俺の世界はバスケ中心で回っててそれが俺のすべてだった。

