詩織が大きな声でわたしのことを呼ぶから
部員達は練習に集中してるから聞こえてないみたいだけど、
二階にいる望月くんは聞こえたみたいで
ーバチッ
と静電気に触った時の音がなったみたいに目がバッチリ合ってしまった。
……恥ずかしすぎる!!
わたしは何も返さずに下を向いたまま詩織のところに走った。
「大丈夫?ボーッと上の方を見てたけど、何かあったの?」
「え?うーんと、なんかやらなきゃいけないことあった気がして考えごとしてたんだけど結局思い出せなかったんだよね」
なんて、自分でもよく分からない言い訳をするので精一杯だし
完全に望月くんに見られちゃったし何やってるんだわたし!

