空の彼方




それからわたしは急いで調理室に走って、みんなと一緒に夕ごはんのカレーライスを食べて



食休みも兼ねて、夏休みの課題を隣の会議室で黙々とそれぞれ頑張って



それが終わるとまた体育館に戻って相馬先生に出された筋トレメニューをこなす。



腹筋、背筋、腕立て、なわとび、チューブトレーニングなど、学年ごとに分かれてそれぞれ行ってメニューを済ませるとやっと1日目の練習は終わった。



練習後はみんなはもうぐったりで床に仰向けになって寝転がったり、座ったりしてキツそうだった。



『絶対明日動けねぇー!』『マジ相馬は鬼だ!』という声が上がる中、



「泊まらないで帰る奴らがちょっと羨ましいと思うけど、でも絶対合宿に選ばれなかったらそれはそれで悔しくて嫌だから



合宿してない奴らよりももっとプレーも精神も強くなりてぇー!」



と相楽くんが言った。



おそらく相楽くんの隣にいた望月くんに向かって言ったんだろうけど、みんなに聞こえてたみたいで一斉に黙り込んでしまった。