―ドキッ と一度だけ高鳴った鼓動。 望月くんのためにできることは何でもしようって気持ちは今も変わらない。 でも……。 なんでだか分からないけど、からかわれたって、笑われたって、 彼には怒れなくなってしまった自分がいつの間にか存在してしまったんだ。 “そのバスケばかにもう一度バスケさせたのお前だろ、ばーか!” そう言った望月くんの言葉が何度も頭の中で繰り返されてドキドキが止まらない。