一頻り笑うと望月くんは『わりぃわりぃ』と言ってきて、でも予想外過ぎてやばかったと言ってきた。
「バスケばかな望月くんには11人分の玉ねぎ切る大変さなんか分からないもんねーだ!」
と言って、バッシュを脱ぎ捨てて急いで体育館から逃げ出した。
「は?バスケばかだと?」
後ろから望月くんの声が聞こえてきたと思ったら、同時に追いかけてくる足音も聞こえてきて
全速力で調理室に向かって走った。
だけど、普段部活で走り回ってる望月くんに勝てるわけなくて
「そのバスケばかにもう一度バスケさせたのお前だろ、ばーか!」
と言って望月くんはわたしの髪をわしゃわしゃしてきた。
「ちょっと!」と声を掛けても望月くんはそのまま走り続けて調理室に言ってしまった。

