わたしが見てないところでアイシングすることになるからちょっと強気で言ってみた。
「あ、あぁ……どうにかする」
びっくりした表情を一瞬浮かべたけど望月くんはそう言ってくれた。
「毎晩ちゃんとつけてね!なくなる頃にまた渡すから」
望月くんの膝をみると、特に腫れたりしてる感じもないから良かった。
「……サンキュ!」
そう言って望月くんはポケットの中にアイシングシートをしまうと立ち上がった。
何か言いたそうな顔をしてるけど「ごはん食べに行こう!今日はカレーだよ~!」と言って先に歩き出すと
わたしの左手が望月くんに掴まれて、グッと引っ張られた。
「えっ、わっ!」
引っ張られた勢いでわたしは望月くんとちょっとでも動いたらくっついてしまうくらいの距離にいた。

