空の彼方




その後は部員からパスをもらってレイアップシュートの練習に移る。



レイアップはジャンプしながらゴールにボールを置くようにして行うランニングシュートでシュート率も高い。



だから連続でゴールに入って行くシュートを見るとスカッとするし、シュートをするみんなもよりいっそうかっこいい。



そして、シュートが入ると、周りから「ナイッシュ!」という声もかかる。



そんな姿を見ながらもわたしと詩織はスポーツドリンクが少なくなった給水ボトルを補充したり、タイマーをセットしたりしていると



「そろそろ夕食の準備始めていいぞ。後は部員にやらせる」



と一瞬教官室に行ってていなかった相馬先生が部費をわたしに手渡してそう言った。



そして相馬先生は軽くストレッチをするとコートの中に入って行って、部員たちのシュートを近くで見ている。



もうそんな時間かと思いながら、もらった部費を持つと自転車に乗って近くにあるスーパーに向かった。