「いい加減にしろよ!そんなお節介いらねぇんだよ!!
誰がそうしろって言ったんだよ!
俺も頼んでねぇんだから、とっとと体育館に戻れよ!」
限界に達し、大きな勢いのある声でわたしと望月くんに言った。
……中田先輩を怒らせてしまった。
「「…………」」
こうして引き止めに来たわたしたちでさえも怒らせてしまったら意味がない。
中田先輩は思いっきり望月くんが掴んでいた肩紐を振り切って歩き出してしまった。
「俺だって!あんな雰囲気の中バスケできないですし、
それにレギュラー取りたいのは本心ですけど、
こんな決着のつかないままレギュラー取れたって全然嬉しくないです!
それに俺はちゃんと分かってます!」

