「身体洗うぞ」 「はい……」 また目をとろりとさせ、 ぐったりした身体を抱えて降ろす。 「自分で洗えるよ?」 そりゃぁそうだろう。 「俺が洗いたいの」 泡を点て、 優しく舞の身体に沿って撫でていく。 流石に前は自分で洗いたいかなと思い 背中を流して役目終了。 「洗ってるところ見ないで!!」 釘をさされ、やれやれと湯船に逆戻り。 いいよ、と言われて向いたときは背中を向けられていた。