【続】俺を嫌いになればいい。






「もう、限界なの…っ!」

「うん」

「飛鳥がわたしを突き放してくれたら、それで終わるのに!でも飛鳥はわたしにピアスを渡してきたの!わたしに、選択義を与えてくれたの!」

「うん」

「わたしはっ、わたしはっ、」

「…」

「飛鳥のことが、好きだから…っ」

「…うん」

「だから、別れたくないっ!」





辛いから別れたいけど、好きだから別れたくなかった。