【続】俺を嫌いになればいい。






「スッゴく意外〜。

蜂須賀君も勉強とかするんだ?

芽留びっくり!」

「え、」

「だって教科書借りにくるほど勉強熱心ってことでしょ?

蜂須賀君ならサボるって思ってたのにちょっと見直しちゃったぁ!」





嬉しそうに言う芽留ちゃんを尻目にわたしは目を見開いた。