「お前なぁ、こんなとこで寝るなよ」 「…こんなとこ?」 飛鳥は眉を顰めて辺りを見渡した。 そして自分が寝ていた場所を把握し「ああ…」と呟く。 「お前が来たいって言ったんだろ?中学に」 ふたりがいるのは、飛鳥の母校である中学校だった。