「また馬鹿なA組は醜態を晒して居たのかい?」 「またってなに!?芽留達は馬鹿じゃないもん!」 「バカッ!止めろって!」 「芽留は下がってろ!」 突っ掛かる小柄な芽留ちゃんを隠すように立ちはだかるA組の男子。頼もしいけど、何もこんなところでやらなくても…。 チラッと周囲を見渡せばA組とC組の対峙を興味深く見る生徒さん。 少し頭が痛くなった。