【続】俺を嫌いになればいい。






「飛鳥…」





なんでそんなに怒ってるのか分からない。



その殺気立った目に皆は息を呑んだ。



そして登校してくる生徒はわたし達、と言うより飛鳥を避けて校門を潜る。



足早に校舎に向かう生徒の背中を皆は羨ましそうに横目で見ていた。





「…お前等、誰の女を苛めてやがる」





ズゴゴゴゴと地響きが聞こえてきそうだ。



飛鳥の背後に黒い渦みたいなものが見える。