「もう!紗絢ちゃんってば可愛い!今日も芽留のお家でお泊まりしようね!」
「…は?」
サラッと言う芽留ちゃんに飛鳥の目は尖る。
問い詰められてお泊まりした事を素直に教えれば、何故か怒られた。
女の子同士だと言えば、万が一の事を考えろとまたもや責められる。
「いや、つうかお前が紗絢ちゃんと泊まりたいだけだろ。ただの嫉妬で紗絢ちゃんを怒るなよ。彼氏の癖に横暴すぎんだろ」
「…」
「睨むなって」
凄まじい睨みを貰った智輝君は肩を竦めた。
開き直ってわたしを病院に泊まらすとか芽留ちゃんに張り合う飛鳥は智輝君に叱られる。
そして病室にいる皆をざっと見渡してから飛鳥を見つめ直した。

