「…」 「俺は廣木樹。紗絢と同じA組なんだ。よろしくね」 「…」 差し出された手を凝視したあと、スッと差し出す。 飛鳥が握り返したことに、わたしと智輝君は目を見開いた。 まさか、と。 誰に大しても無関心の飛鳥だから無視するかと冷や冷やしたのに、この優良対応。 「…蜂須賀、飛鳥。E組」