目を逸らそうとした自分が愚かすぎて膝に置かれた手でスカートをギュッと握り締める。 「…うん」 ありがとうと言えば廣木君はまた微笑む。 まるで自分のことのように嬉しげに。 その目はどこか赤く、歯痒さを感じた。