「あ、あのときはお前が死ぬって思ったからであって、」 「結局は俺のためだろ」 「くっ!」 「だいたい大袈裟なんだよ。トラックに轢かれたぐらいで」 え、大事だよ。 「いや、大事だろ」 同じことを思った智輝君が冷静に突っ込みを入れる。智輝君曰く瀕死状態だと思えるほど血を流してピクリとも動かなかったらしい。 なのに大袈裟と言う飛鳥の生命力は計り知れないと思った。