「ただ、忘れろ」 その言葉に、息を呑む。 「何を、忘れるの?わたし、飛鳥のしてきたこと許すから、だからそんなこと言わないでよ。ねぇ、嘘だよね?」 「…俺が全部、悪いんだ」 「ねえってば!」 病院と言うことも忘れて声を荒げる。 身を乗り出してガタンと立ち上がったわたしをジッと見つめる飛鳥は静かに告げた。