まだ頭が付いていかない。 飛鳥がわたしを好いてくれてることも。 飛鳥が昨日会いに来ようとしてくれたことも。 だけど事情と言うのが気になっておずおずと智輝君を見上げた。 怖々するわたしと、目に角を立てる廣木君を、一見してから告げる。 その、恐ろしいことを。 「――手術室だったんだ」 肩の力を抜いていう智輝君とは違い、わたし達は息を呑んだ。